2010年08月21日

「MAPPOU」

「MAPPOU」朱時卍時

花梨の園の夕暮れに
弥勒菩薩の腰掛ける
餓鬼の群がる末の世に
光、一条 蜘蛛の糸

伏せた眼差し二十一
高層ビルの簪が
ぬかるむ肌に突き刺さる
凍てつく血潮の華が咲く

伏せた眼差し二十一
剣翳した雄叫びが
紅煉の雪を舞い散らす
灼ける千手の節が鳴く

伏せた眼差し二十一
波璃の星降る幽闇が
揺れる薔薇を圧し潰す
掠れた足音 土が聴く

光、一条 蜘蛛の糸
餓鬼の群がる末の世に
弥勒菩薩の腰掛ける
花梨の園の夕暮れに
二十一日 思惟の影





☆著作権は朱時卍時に帰属します。無断での複製、転載を禁じます。
ラベル: 末法 弥勒
posted by 朱時卍時 at 12:35| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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