2010年04月12日

ミケ猫

奇怪な店を探して新宿二丁目辺りを
うろついたのはつい先日の事。

賑やかな仲通りには、
ちらほらと同性カップル達の姿。
オープンバーでは陽気な外国人達が、
道行く人に手を振り、声を掛けている。
ありふれた、夜の二丁目の光景。

そんな仲通からいつの間にか外れてしまい、
私は気付けば、
ファミリーマートと金物屋に挟まれた小道に迷い込んでいた。
薄暗い通りに、浮ぶ看板。
飲み屋さんらしい「月のうさぎ」、
その奥には、かの有名な
Trans Gender Bar 「DUO」
の看板がぶら下がっていた。

女装 スナック 「DUO」へ誘わんと、
言わんばかりに怪しく地下へとのびる階段。

中世の拷問部屋が地下にあったのを思い浮かべながら、
私は、意を決して地中深く、
地獄の第9圏、コキュートスへと下った。

心なしか、下るにつれて冷気が脚に当たる、
悪魔の息によく例えられる、
硫黄の香が鼻を突くような気さえする。

やっとの思いで階段を下ると、
DUOの向かいに妙な店が出来ていた。
少し前まで「JOKER」という店だったと記憶していたが、
[Mike Neko]
という名の店が出来ていた。

聞けば、ビアンバーらしいのだが、
どうも、思っているものとは違っていた。
女性同士が集まっているだけの店ではないらしいのだ。

女装同士、俗にカマレズと呼ばれる人々もココを訪れる、
もとい、そういう人たちがメインに訪れるお店らしい。

女性同士、女装同士、女装と女性など、
様々な恋愛形態の人がココを訪れるらしい。
女性か女装と同伴なら男性(女装していない)でも入れるらしい。

今度、女の子を誘っていこうかな、
それとも、女装して行ってみるか……
思案のしどころである。

それにしても世の中には奇妙なカップリングが存在するものだ。
BLのジャンルで女装というのはもはやメジャーなものだが、
そのうち、
「ミケ猫」のような女装同士
をメインにしたBLも出始めるかもしれない。

そんなことを考えると、
マルキ・ド・サド「悪徳の栄え」
が好きな私としては、ゾクゾクしてしまうのである。
携帯5.jpg
posted by 朱時卍時 at 15:00| Comment(0) | 性倒錯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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